木皿として製品化して4年。
今まで世の中にない製品でしたので当初はお皿として認めてもらえず、販売方法に工夫が必要でした。試行錯誤の末、現在では展示会等で食卓をイメージする装飾が効を奏し、徐々に食器として知れ渡るようになって来ました。

開発段階では塗装無しで割れのない板は出来たものの水に濡れたり、日光に当たったり、エアコンの風が吹いてきてもあっという間に割れてしまいます。塗装してガードするしかありません。そこである塗料メーカーの本社まで出向き、今採用している塗料に出会いました。生木の趣を残した塗ったように見えない塗料、食に安全な塗料、まさにKinoWaに最適で、商品化に拍車がかかりました。

通常割れてしまう輪切り板を割れないように作りこむ難しさゆえ、品質保証の観点から代表今西自らが生産しています。大量生産は出来ず原価高となってしまいますが、直接販売や取次販売をメインにし売価を抑えています。大々的にPRしていないにもかかわらず、木皿を愛してやまない個人や飲食店のお客様が、当Websiteを探し出し、アプローチがかかってきます。他では手に入らない希少品であることもお客様の心を揺さぶるようです。